神無月サスケの波瀾万丈な日常

神無月サスケのツイッター(@ktakaki00)を補完する長文を書きます。

旅立つこどもたちの空


作者のブラックウルフさん本人からデータをいただき、プレーしました。

あらすじ

ひぃこ、たろ、えーじの3人は毎日、おばあさんの家に遊びに行きます。そこには広場があり、子供達の遊び場でした。しかしある時、街に男が現れ、町の住民を次々に勧誘しはじめました。こうして街に異変が起き始めて……

解説

ぼくのすむまち」と同様、典型的な現代物です。戦闘などはないのですが、仕掛けなどがあり飽きさせないつくりになっています。セーブポイントの配置など、プレイヤーのことを考えたシステムになっています。

感想

シナリオの勢いに圧倒されました。彼は拙作アナザームンホイのファンだと聞きましたが、シナリオの勢いは、拙作を超えています。アマチュアならではの情熱、勢いがここにあります。確かに、荒削りな部分はあります。編集部の評価を見ていても後半の展開が不自然と書かれていました。しかし、勢いがそれをカバーしているように思えます。
マチュアには禁じ手はない、僕は昔からそう連呼していますが、まさにこれはしっかりとメッセージを持たせた「過激な良作」だと感じました。「ムンホイよりアナザームンホイの方が好き」「ハイロウズの曲が好き」などの人は、きっと通じるものがあるでしょう。是非プレーして熱い情熱を感じ取ってください。

作者さんによる紹介ページ:

http://b-wolf.seesaa.net/article/29244667.html

補足

次回作もこっそりプレーさせてもらいました。こちらは発表まで多くは語りませんが、情熱を注ぐと同時にゲームとして仕上げることも目指している作品で、作者のレベルアップが感じられました。