神無月サスケの波瀾万丈な日常

神無月サスケのツイッター(@ktakaki00)を補完する長文を書きます。

ツクールモバイル、サービス終了とその後に関する考察

http://www.enterbrain.co.jp/tkool/close.html
『ツクールモバイル、サービス終了のお知らせ』

残念な気持ちや淋しい気持ちがありますが、その点について多くは語りません。

一旦サービスは終了になり、制作ツール『ツクール for mobile』の公開も終了する模様です。ツクールモバイル作品を遊びたい方は4月中にマイメニュー登録を済ませておきましょう。

その後のことはどうやら不明のようですが、僕としては新生ツクールモバイルとして再開して欲しいと望んでいます。

どう再スタートを切るのが理想か:ツールを有料に、公開を公式サイトではなく自由に

どう再スタートすればうまくいきそうか。周囲の声、特に不満点を聞きながら考えてみました。もちろんエンターブレインとは関係ない、一個人の意見です。

これまではツクールモバイル@RPGに送って入賞しないといけなかったため、以下のような問題がありました。

  • 完成から公開まで時間がかかっていた。
  • 審査に通らないと公開できない
    • 審査されるというプレッシャーから気軽な創作が出来ない
    • そもそも審査という言葉に重苦しさを感じる人もいる
  • 『気軽にゲームを作れる』という本来の『ツクール』の理念と合わない部分が多かった
    • 内輪ネタとか不謹慎ネタのゲームを作り身内にプレーしてもらうだけで満足、そういうニーズに応えられない
  • 連載作品や入賞作品のテクニックが学べない
    • これまでのツクールでは、サンプル作品が付いており、それを使いながら学ぶ人が多かった。
    • 今回はエディタで中を見ることが出来ないため、その一番重要な部分ができない

これらは、ツールが無料でダウンロードできる関係上仕方の無いことだったのですが、ツールが有料でも、携帯用RPGを気軽に作れるツールなら欲しいという人は少なくないと思います。

公式サイトではなく自由に作品が公開可能になれば……

  • プロジェクトをPCで公開可能なら、テクニックの共有が出来る
  • 自分の携帯に自由にアップロードが可能なら、モチベーションが格段に増す
  • 1日や1時間で作ったゲームも公開でき3分ゲームコンテストのような個人的なコンテストも増える
  • 結果的に、ツールの認知度も上がり、売り上げも上がる

それなりにうまく行きそうだと思いました。

『ツクール2000ほど出来ることが多くないから、飛びつく人が少ないのでは』という意見も出そうですが、僕はそうは思いません。そもそもツクールの歴史が『そのツクールの出来る範囲でどれだけ凄いことが出来るか』というテクニックを競い合った歴史だといえます。「携帯でどれだけ凄いテクニックが競い合えるか」というのはモチベーションになるでしょう。これまでそういう動きがなかったのは、「エディタで中を見られない」という制約ゆえだったように思えます。

テクニックを伸ばしあえる土壌が準備されれば、自然と動きは生まれてくるのではないでしょうか。

そんなことを無責任に考えてみました。あまり携帯に詳しくないため、全くあてにはなりません。ただ、様々な人の意見の集約ではあるので、ある種の真理ではないかという自信はあります。