神無月サスケの波瀾万丈な日常

神無月サスケのツイッター(@ktakaki00)を補完する長文を書きます。

ドラクエ7(3DS版)をやりこんでみました

はじめに

僕は今年の3月頃、丁度、先のエントリで紹介した、DQ8のやり込みの後から、DQ7をプレイするようになりました。

DQ7は、PS版もやりましたが、かなり不親切な物を感じていました。それは、石版のかけらを集める部分。ゲームを進めるのに必須のアイテムにも関わらず、入手方法が分かりづらいものが多く、特に民家の中のタンスにしれっと入っていたりするなど、大変不親切な仕様でした。
このシステムは、3DS版になって「石版レーダー」が追加され、石版のかけらの取りこぼしがなくなるように改善されています。

画面についても、3DS立体視機能を存分に使い、非常に奥行きを感じさせる、とても良い印象を持っています。PS版では、キャラの大きさがファミコン時代から変わらない程度で、要所にムービーが挟まれるのですが、これのクオリティの低さは、相当揶揄されていました。一方、3DS版では、キャラが大きくなったことも踏まえ、ムービーではない形で、しっかり見せてくれるようになりました。

その他、細かい仕様はいろいろ変わっていますが、ここでは割愛します。
しかし、DQ7というと、鬱シナリオ(ルーメンとか)、胸糞悪いシナリオ(レブレサックとか)こともあり、前述の石版システムなどと合わせて、評判が悪いようです。
なにしろ、3DS版のDQ8は5000円台なのに対し、DQ7アルティメットヒッツが2000円で購入できました。

しかしPS版のころは、あまりやりこむことが出来なかった僕なので、リベンジも兼ねて、クリアし、可能な限りのやりこみをしてみました。実に300時間以上プレイし、やりこみました。

どこまでやり込んだのか

冒険時間は、350時間近く、戦闘回数は3万回を上回っていました。この戦闘回数のうち、少なくとも1万回は、能力値成長のための種集めのために行っています。

職業熟練度フルコンプ

DQ7には、DQ6に続いて、職業熟練度システムを採用していますが、モンスター職というのが追加され、職業が爆発的に増えました。熟練度は、その職に就いて戦闘を一定回数こなせば上がり、熟練度8まで上がります。

僕は、全員の全職業を、熟練度8にフルコンプしました。

上記は、主人公のものですが、他のキャラももちろんフルコンプしています。しかし、下画面に表示されるため、同じ写真を撮るのも野暮と思い、これだけ公開しますが、戦闘回数3万回なので、わざわざ載せる必要もないと思いましたので割愛します。

リートルードのコンテスト、全員3部門制覇

リートルードでは、力、賢さ、かっこよさの3つのパラメータのランキングがあり、1位を達成すると、「○○賞」という道具と、副賞として、ごうけつのうでわや、黄金のティアラなどが貰えます。

僕は5人全員を、一度は1位にし、コンプリートしました。1位になるために必要な値は、大体、どのパラメータも、300強のようです。

一番の難関は、ガボのかっこよさガボは野生児だけあって、元のかっこよさが低く、鎧や剣などでかっこよさが高いものを装備出来ません。レベル99まで上げて、かっこよさが上がる装備でまとめ、さらに、かっこよさのプラス補正が一番大きい「にじくじゃく」の職につけて、ようやく1位を取れました。

他にも、上げにくいパラメータがあります。マリベルの力は、デスマシーンなど力+30%の職にすればLv99なら300超えます。同様にガボの賢さは「ダークビショップ」の職に就いて賢さ+30%にし、ちしきのぼうしを装備させると300超えます。

モンスターパーク、メタル系を中心に集める

DQ7では、モンスターを懐かせることによって、モンスターパークに送ることが出来ます。
通常は、各モンスター1体だけですが、小屋(モンスター宿舎)が5つあり、そこに任意のモンスターを登録すると、最大24体まで送り込むことが出来ます。

僕は、敢えて難易度の高そうなメタル系モンスターを選びました。なにしろ、懐かせるまえに逃げ出してしまうことが多いですからね。特にプラチナキングは苦労しました。しかし、24体集めた時の達成感はありました。

小屋5はめぼしいのが見つからなかったので、未登録のままです。

ご覧の通り、小屋の中に入ると、登録したモンスターがうようよいます。メタル系モンスターに囲まれるのって、何だか幸せになれますよね。

各キャラのパラメータのやり込み

力の種など、パラメータを上げるアイテムを、モンスターから盗みまくって、集めました。
結果、全員の最大HP、最大MP、ちから、すばやさ、みのまもり、かしこさを999まで上げました。かっこよさも、うつくし草を集め、そこそこ高めました。

ひとりずつ紹介していきます。Lv99になった直後のパラメータと、やりこみ後のパラメータを載せます。

ぜのん(主人公)


他のメンバーに比べて、圧倒的に力がよく伸び、主人公としての貫禄を出しています。

武器と防具は、伝説の装備で統一しましたが、本作では、これらの装備は別のキャラも装備できます。でも、主人公は主人公らしくしたかったので、全部主人公に装備させてます。

なお、成長後の主人公のゴスペルリングは、モンスター図鑑を完成させると手に入ります。装備中はエンカウントしない優れものですが、かっこよさも+30になります。

ガボ


元が狼だっただけあって、力と素早さが高いですね。特に素早さは5人中トップ。

戦士系じゃないので、鎧などが装備できないので「みずのはごろも」が通常プレイの最強装備ですが、移民の町のインターネット酒場から手に入る石版のサブイベントで「王者のマント」が手に入りました。

同様に「ラッキーペンダント」は回避率アップのみならず、かっこよさが+20なので装備させています。

メルビン


伝説の英雄だけあって、力のみならず、賢さも高いです。賢さは5人中トップ。

本作ではメタルキング装備が手に入れやすいので、武器、防具、すべてメタルキング系になりましたね。

なお、アクセサリの「女神のゆびわ」は、歩くごとにMP回復も嬉しいのですが、かっこよさも+40の優れたアクセサリです。
宝箱からひとつ手に入りますが、スライムエンペラーも落とすので、アイラとマリベルにも装備させました(残りのふたりは装備不可)。

アイラ



戦士系なので力が高いですね。途中離脱するキーファの子孫のため、一部で「キーファ種返せ」と言われており「キーファに与えた種は、アイラのパラメータに反映される」という噂がありましたが、実際に検証した人がいて、明確に否定されていますね。

装備はメルビン同様、メタルキング系と「女神のゆびわ」ですが、盾は「めがみのたて」を装備させました。これはインターネット酒場でDL出来る石版の世界から入手可能で、ふたつ手に入るため、装備可能なもう一人のマリベルにも装備されています。

なお、ネット配信の石板を使わないなら「みかがみの盾」が最高装備になります。

マリベル


個人的に、5人の中で一番魔法系の職業が似合うキャラです。現に、賢さの値が結構高いですね。

唯一、メタルキング系の装備が出来ないマリベルですが、全属性半減の「めがみのたて」と、バステ耐性のある黄金のティアラを装備させているため、最大HPが低いことにさえ目をつぶれば、大活躍してくれます。

なお、鎧は、属性耐性を考えてドラゴンローブにしていますが、ゆめのキャミソールもいいです。カジノでは50万枚、裏ボスの神様を倒すと、褒美のひとつとして入手可能です。
ゆめのキャミソールは、マリベル専用ですが、6分の1という高確率で、敵を「見とれている」状態に出来るので、まんざらでもありません。その上、キャラの見た目が変わるおまけつきです。

種や木の実を集めるにあたって

種や木の実をドロップするモンスターはいますが、64分の1とか128分の1とかが多いです。
しかし、盗賊系の職業(盗賊、海賊、まじんブドゥ)に就けると、戦闘終了後に、一定の確率でドロップアイテムを盗んでくれます。

これは人数が多いほど確率があがるため、全員まじんブドゥにして戦っていました。
2~3回に1回くらいの割合で、面白いように種が集まります。

なお、種や木の実を使った際に上昇する値は、ランダムに異なります。例えば力の種などは1~3上がります。なので、よい値が出るまで、ひたすらリセマラしていました。

おわりに

こうして、僕はPS版の雪辱を果たし、全員を最強にしました。しかし、まだまだ遊びの余地はあります。
それは、モンスターパークに全てのモンスターを送ること。まものマスターに転職が可能になってからは、大抵のモンスターは、なつかせてモンスターパークに送っていましたが、序盤~中盤の敵は、まだなつかせてないんですよね。でもしんどいのでやっていません。

とはいえ、既にやり尽くした感が強いので、今回は見送りました。今後続きをやりたくなった時に、挑戦しようと思っています。