神無月サスケの波瀾万丈な日常

神無月サスケのツイッター(@ktakaki00)を補完する長文を書きます。

Kinderレビュー

以前2004年1月3日にさるさる日記で書いたものだけれど、日記消滅とともにレビューも消滅したのでサルベージしました。


RPGツクール2000で作られた「Kinder」というゲームをやりました。
うつ病と家族をテーマにしたRPG
主人公を含む登場人物の多くが小学生。
ホラー系です。(若干Gu-Lに似ている部分もあり)

作者ぱるんさんのサイト
http://shinjuku.cool.ne.jp/skun55/nonnbirirpg.html
参考URL
http://www.frgm.org/cgi-bin/rpg/430.php

午後8時から始めて、深夜2時半ごろクリアしました。

僕がKinderをプレーしたきっかけは、
作者のぱるんさんが僕のサイトによくアクセスしてくれているし、
ムンホイシリーズとKinderをまとめて考察してくれている
人もいて、「価値観が合いそう」と思って
興味が出てきたということ。

予想通り当たりでした。
ぱるんさんの開発中から話は聞いていたけれど、
いろいろとうならされました。主題のうつ病についても、
感じるところが多かったです。

楽しい、というよりも必死の思いが伝わってきて
かなり重たい気持ちになるものの、それがいい、
そんな感じのゲームです。

ムンホイシリーズが好きな人、Gu-Lが好きな人、
そういう人にもおすすめですが、うつ病、家族の問題に
興味がある人にはさらにおすすめです。

ところで、Kinderは僕が久々にプレーしたゲームでした。
僕はここのところ、1年くらいゲームを
プレーしていませんでした。
ゲームをプレーしようとするといろいろと
焦りの気分が沸いてきたりしていたのです。
(実を言うと今回も少しお酒を飲んで、焦りの気分を
落ち着けてからプレーし始めたのでした)

というわけで、Kinderが、本当に久々にプレーしたゲームに
なりました。
これから先、ゲームをプレーして楽しいと
感じられるようになるかは分からないけれど、
とりあえず復帰の一歩になりました。

p.s.
正直に言うと、僕がアナザームンホイを作っているころ
だったら、もっとKinderを楽しめたかもしれません。
今の僕は、アナザームンホイという
うつ病じみたシナリオを作って、その後いろいろあって、
今、楽しい世界観を求めている時期でもあります。

そしてKinder作者のぱるんさんご自身も、これを作った後
「もっと楽しい世界観の話を求めるようになった」と
言っているのを見て、なるほど、と思いました。

今の僕はようやくゲームがプレーできるようになった。ファミコンミニマッピーをやり、以前途中までやって中断していた黄金の太陽も再開した。ゲームが楽しめるというのはそれだけで幸せだ。