ぼくのすむまちVXの感想が載っているサイト
ぼくのすむまちVX、おかげさまで好評です。
思えばPC用作品の公開はアナザームンホイ以来5年ぶりなので、感想メールなどもいただけたことで久々に嬉しい思いをしています。
この5年のブランクの間に、「感想をブログで書く」という文化がすっかり定着した気がします。実際、サイトを見て回ると、ブログに感想を書いてくれている人を多く見かけました。
非常に参考になりました。そこで皆さんにもぜひ見てもらいたい、エントリを書いた人に感謝の気持ちもこめて、紹介させていただきます。
Nobooの家
まずトップバッターは、常連のNobooさんです。
『Nobooの家』
http://noboo.e-whs.tk/
最近開設したHPですが、ここの「おすすめゲーム」のコーナーで紹介してくださいました!
これがなかなか詳細で、感激しています!
http://noboo.e-whs.tk/osusume/boku1/boku1.html
シナリオやシステムの概要と感想が網羅されているため、未プレーの人にも、プレー済みの人にもオススメなのが嬉しいです。
特筆すべきは、このゲームをプレーして、Nobooさん自身がいじめについて思いを馳せ、意見を述べてくれている所です。
僕は創作をする上で、プレイヤーが普段は開けない心の引き出しを開けられたら作者冥利につきると思っていました。
すなわち、この作品によって、プレイヤーにいろいろ考えさせる、「触媒」になるのが一つの理想なのです。
Nobooさんのレビューを読んで、まさにこのゲームが触媒になれたと実感しました。作者として「作ってよかった」と思わせてくれます。
皆さんの中で、社会に対して疑問を持っている人は、Nobooさんのようにプレー後、いじめ問題など現代社会の問題について、思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
みそじまえ
次はこちら。
うちのブログへのトラックバックで気づきました。
見に行くと、主に書評や動画などのレビューが多い中、ぼくのすむまちも取り上げてくださっており、感激しました。
この方、フリーRPG歴が長い人なら、IDを見て「おやっ?」と気づくかもしれませんね。
以下が紹介文です。
http://d.hatena.ne.jp/esu-kei/20080227/p1
かなりベクトルが広くかかれているのに綺麗にまとまっているあたりの文章力、そして読み応え、いずれにも圧倒されます。
「ツクールモバイル@RPG」のサービス終了に関する話、僕の他の作品もふくめた話、そして作者としても目からうろこが落ちる秀逸な彼独自の解釈……
論調的な文章が好きな人はもちろん、前述のようにこの作品を「触媒」として自分の考えを深めたい人にとっても、おすすめです。
なお、このブログの他のエントリも、読み応えのあるものが目立ちます。賛否両論、実に考えさせられます。皆さんにもおすすめです。
フリーゲームブログ
次は、逆リンクで発見したブログです。
かなり早くから紹介してくれており、感激していました。
感想を箇条書きしてくれていますので、せっかくなので、作者としてコメントしてみます。
第1話感想:
http://sjkzp.blog114.fc2.com/blog-entry-65.html
戦闘バランス、ボリューム含め、おおむね好評のようで嬉しいです。
・エイドスの教会にふいた。
ネタを理解してくれて嬉しいです。
オリジナルの携帯版では蘇生コマンドがなく、教会で回復させるしかなかったため、仕方なくやったことなんですが、この意外性がウケてました。
VX版ではイベントコマンドで蘇生が可能なため不要のはずですが敢えて笑いを誘うために残しておいてくれたブラックウルフさんのセンスがいい。
・装備画面でキャラクターをまたげないのはわかりにくいから?
ツクXPとVXでは、PageUp と PageDown でキャラを切り替えるのが主流のため、そちらで可能です。
ただ、やはり分かりづらいですよね。次から左右でも切り替えられるようにしようかと思いました。
第2話感想:
http://sjkzp.blog114.fc2.com/blog-entry-70.html
・ハヤテさーーん!! 何ナンパしとーん!!!!
・↑今回これが一番衝撃的でした。
・顔グラの使いまわしが結構気になりました。
なるほど(微笑)。確かに。僕の中のハヤテさん像がばれてしまった気がします(苦笑)。
・敵の全体魔法が敵味方全員に効くのがおもしろい。
ツクモバ由来の機能ですが、結構好評なようでよかったです。第3話以降では味方の技にも出てきます。どうぞよろしく。
・新桃の黄粉坊みたいなのがいた。
味方だけでなく敵である主人公達のHPも回復してしまう敵のことですね。
にしても、ここで黄粉坊を引き合いに出すあたりが渋い!
余談ですが、新桃伝ってシステムは凝っているのにゲームバランスのマゾっぷりで大変損をしていると思います。レトロRPG好きと話をしてもなかなか話題に上がらないのは、ゲームバランスのせいだと思います。
今後アナザームンホイの戦闘音楽が使われることはあるんだろうか。。。
あれ大好きなんだよなぁ。
携帯版ではCC111(途中からループ)の入ったMIDI非対応のためアナザームンホイの戦闘曲は使えませんでした。しかし、今回はその縛りがないし、僕自身あの曲は大好きなので、4話あたりで採用してみます。
アマギのへろへろ日記
1話と2話をまとめてプレーし、感想を書いてくれています。
http://d.hatena.ne.jp/amagi-k/20080228/1204218165
読んで思ったのは、「僕がAnother Moon Whistleを世に送り出したのは、決して間違っていなかった」ということです。一時期は公開中止にしようとまで思い悩んだアナザームンホイですが、僕と同じトラウマを抱える人のためにも、公開を続けよう、そう思わせてくれました。
「ぼくのすむまち」は短編ということで、分かりやすく起承転結のある話でした。
しかし、実際には、現実の社会の問題は、作中で描かれているほど単純には解決しない。重く、割り切れないのが現実……僕も含め、当事者は理解しています。
一方、アナザームンホイは、まさにその現実の闇に切り込み、そして泥沼にはまったような作品でしたが、作者とプレイヤー、一緒に泥沼の中で苦しんでいる者同士でしか分かり合えない部分を共有できたのでしょう。
このようなレビューを見ると、Another Moon Whistle も存在意義があるのだと、改めて痛感させられます。
お互い強く生きていこう、と誓い合いたいです。
補足:「願ったり叶わなかったり」のお絵描き掲示板
レビューではないのですが、一応。
ムンホイの攻略サイトも開かれている鈴村さん。ここのお絵かき掲示板に鈴村さんが「ぼくのすむまち」の第1話の絵を描いてくれていました。
お絵描き掲示板「味噌煮込みカレー」
http://naegi.s4.xrea.com/cgi-bin/bbsnote_80b19/bbsnote.xcg
↑のNo.1047です。ぼくのすむまちの主人公達は梅子石さん作なのですが、鈴村さん風にうまくアレンジされているのが、とても新鮮です。
なお、その前2つの絵も、アナザームンホイの絵を描いてくださっているようで、とても嬉しかったです。
and more...
今後も、他にもレビュー見つけたら突撃するかもしれません。
紹介してくれた人は、うちにその旨コメントかいてくれると、もれなく見に行きます。