神無月サスケの波瀾万丈な日常

神無月サスケのツイッター(@ktakaki00)を補完する長文を書きます。

検索エンジンが変えたもの

最近、色んな単語を検索するのが楽しい。

昔流行ったCMの単語

インターネットが普及するずっと前、日本最初のホームページが出来た1992年ごろのネタでさえ、検索をかければ10件かそこらヒットする。これが懐メロだったら分かるが、意味不明なCMのフレーズでさえヒットするのが素晴らしい。人は過去のどうでもいい記憶を持って生きているものだと改めて実感。

//www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&c2coff=1&q=%22pixy%E3%81%AE%E5%B9%85%22&lr=">Pixyの幅:『Pixyの幅があれば生きていける』という意味深なフレーズがありましたね。
//www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&c2coff=1&q=%22Jack+has+a+bat+and+two+balls%22">Jack has a bat and two balls:某野球用品のCMで、このフレーズを皆が延々と連呼していた。今だったらクレームの1件や2件来るんじゃないだろうか。
//www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&c2coff=1&q=%E8%90%BD%E3%81%A1%E3%81%9F%E3%82%89%E6%B8%8B%E8%B0%B7%E3%82%BC%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%AB">落ちたら渋谷ゼミナール:これ、ローカルCMらしい。高校時代に先輩がパソコン通信でこれの音声ファイルだけダウンロードしてきて存在を知っていた。男達が風呂で背中を流し合って「落ちたよ落ちたよみーんな落ちた」と。垢が落ちたんですよね(^^;?

VOWネタ

VOWとは、宝島という雑誌でやっていた「街中の変なものを見つけて写真に撮ってし投稿する」という読者コーナーである。本も出ていたけれど、初期のやつは面白かったけれど、「怪獣VOW」とか「VOWオールスターズ」とか「VOWにっぽん温泉」とか、どんどん粗製濫造されてくるので、そのうち飽きてきた。考えが甘すぎるぞ、宝島社。
それはさておき、VOWネタのうち、以前は謎のまま終わったものもインターネットなら一発で解決。便利な世の中になったとひしひしと感じる。

//www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&c2coff=1&q=%E3%81%AD%E3%81%98%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%82%93%E3%81%BD&lr=">ねじりまんぽ:VOWで何度かネタになっていた。何となく卑猥な響きがあるのかもしれず、そこが気に入っていたのかもしれない。「まんぽ」とはトンネルの方言であることが判明。
//www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&c2coff=1&q=%E7%99%BA%E7%8B%82%E3%81%8F%E3%82%93">発狂くん:すさまじいネーミング。確か昔のファミ通の投稿コーナーにも送られてきていた。今でさえ「妄想劇場」なんてホームページに名づける僕だから、当時の僕にとって「発狂くん」なんて名前は大フィーバーネタだった。しかし「おみやげにどうぞ」という看板だけが写真にあり、何なのか全く分からぬまま数年を過ごした。インターネットを始めて、これが激辛せんべいであることを知ったときの感動といったら、本当に大きかった。
//www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&c2coff=1&q=%22%E5%8D%83%E8%91%89%E3%81%95%E3%82%93%E5%89%8D%22">千葉さん前:バス停の名前。以前特ホウ王国(ウッチャンナンチャンが司会をしていた番組)でも取り上げられたが、「千葉さんの家以外に目印になるものがないからこういう名前になった」ということらしい。うーむ。

その他

割と僕はマイナーな趣味を持つのだが、そんな僕が好きなものでも、インターネットで検索をかけると何件も見つかってしまう。こうやって「自分と同じ趣味の人間がいるんだ!」と感じさせてくれるのもネットのいいところだ。

//www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&c2coff=1&q=%E4%B8%B8%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%8A">丸バナナ:吉田戦車の漫画に出てくる架空の果物。伝染るんですに、丸バナナを探し求める余り、ひよこやはっさくを見て丸バナナと勘違いする男の漫画があったが、これが大フィーバーしていた。数年後『たま』*1ぷりぷり県のイメージアルバムを出して「満月の丸バナナ」という歌を歌ったときは大感激したよ。
//www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&c2coff=1&q=%E6%B3%A3%E3%81%8D%E8%B5%A4%E5%AD%90">泣き赤子:再び吉田戦車ネタ。『泣いている赤ん坊』を『泣き赤子』と呼ぶと、妖怪の名前のようだ、というネタで、友人が約一名、受けていた。しかし今思うと『伝染るんです』のネタって、人によってツボになる漫画が違っていたな。
//www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&c2coff=1&q=%E3%81%8A%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%BF%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%97%E3%81%97">おやすみいのしし:たまの曲の中でもっとも初期の曲のひとつ。軽快なメロディーなのでとても気に入っている。皆にも一度聞いて欲しい。ただ曲の歌詞は2番あたりに自殺者が云々とか出てきて、免疫のない人には受け付けないかもしれない。たまは、特に知久俊焼は、『死体』とか平気で歌詞に出すからなあ。逆にそういうインド的死生観が好きなんだけれど。♪テレビの箱に物干し竿刺さる〜。なお、検索結果を見ていると、「ふくやんさん*2カラオケレパートリー」がヒット。なお、拙作Moon Whistleをプレーしたことのある人は、「おやすみいのしし」という敵がなぜミシンの上に寝ているのかと思ったことだろうが、それは「ミシンの上にいのしし眠る夜〜」という歌詞がこの曲にあるからです。

……と、なんだかすべて検索エンジンを使って暇つぶしをする、という話で終わってしまった。本当は「すべての情報が瞬時に検索できるため、世界の広さが直感的に理解できるようになった」といった考察がしたかったのだが、それはまた後日、余裕が出てきたら書きます。

*1:さよなら人類で有名なバンド、最近解散した

*2:いちごびびえすの管理人さん。なお、いちごびびえすは『たま板』があることで有名。