夜遅く到着。ホームで牛鬼が迎えてくれる。
宇和島は牛鬼がシンボルキャラらしく、町のあちこちで見かける。
その夜は近くの焼肉屋。あいにく到着が遅く地元の店はもう閉まっていたので、ショッピングモールっぽいところで。
蛇足:夜の宇和島駅
「JR四国は経営が厳しい」という話を友人はしていた。「JR四国の収入の6割は讃岐うどんによる」なんて話も聞いたことがある(真偽は不明)。確かにそれは感じた。トンネルの中が真っ暗だったし。普通ライトつけるもんだよな。
「宇和島駅」の最初の文字が消えて「和島駅」になっている。
普通、すぐ直すもんだと思っていたが、経営が厳しいからなかなか直せないのでは、なんて言っていた。
たまたまだったらすみません。
商店街「宇和島きさいやロード」
次の日、宇和島周辺を歩き回ることに。
ここは闘牛がさかんらしい。いろんなものを見かける。
駅近くの商店街。ここはまだまだ元気な商店街だ。ゲームショップなんかもあるあたり、少子化にも負けていない。
商店街で食事:あづまの『クリームラーメン』
あづまという店のクリームラーメンというのが目に付く。入って注文してみる。
なんと塩ラーメンの上にアイスが乗っているのだ。漫画『オーマイコンブ』を思い出すが、なかなかいけるのだ、これが。塩ラーメンが妙にクリーミーになる。
地元のテレビでも紹介されたらしい。自分の家でも試せるだろうが、なかなか試したがらないだろう。宇和島まで行くときは是非立ち寄って試してみよう。
宇和島城とその周辺
宇和島城周辺をあちこち歩き回る。
宇和島城は小高い丘(山)の上にある。このため門から入り、上る必要がある。
自然が多い中を歩き回っていて落ち着く。しかし迷ってしまう。
いつの間にか、戻ってしまう。2つある入り口のもう一方に出てしまう。
もう一度丘を歩き回り、ようやくたどりつく。
宇和島城はこぢんまりとしているが、昔の風情を残している。場内の木の階段なんかも昔のままの急な傾斜だった。
連れは城マニアなので、「こういうのが新鮮なんだ。好きだ」と話していた。
彼は細工が多い城は好きではない。名古屋城を見た時、城の後ろに排水パイプが通っているのを見て「雰囲気ぶちこわしだ!」と激怒していた。(まあ、名古屋人の気質を考えると分かるのだが)
その点、宇和島城は、simple is the best である。
階段が急勾配なので用心が必要なこと、たどり着くまで小高い丘(山)を上らないといけない、ということで、それなりに体力のある人でないとすすめられないが、なかなかいい。