神無月サスケの波瀾万丈な日常

神無月サスケのツイッター(@ktakaki00)を補完する長文を書きます。

コーヒー+コーラ「コーク・ブラック」考察

このセクションは追記になる。今日の日記喫茶店マウンテンの「ジョッキコーヒー」というアルコール+コーヒーという組み合わせを紹介した際、そういえば「コーラ+コーヒー」という組み合わがあったね、と引き合いに出した矢先、こんなニュースを発見。

http://www.excite.co.jp/News/bit/00091146574299.html
コーラとコーヒーが一緒になった「コーク・ブラック」

コカコーラは世界一のシェアを誇るにもかかわらず、こういう冒険に走ってくれる、全く守りの姿勢にならないところが、僕は好きだ。

チェリーコークも、バニラコークも、米国では固定ファンがいる。チェリーコークは独特の酸味が好きと言うファンを捕らえたし、バニラコークは、コーラの甘さでは飽き足らず常にアイスクリームを載せてコーラフロートにしているような層に受けていると聞く。

そして、今回の「コーク・ブラック」はどうか。さすがにこれはサプライズである。無性に飲んでみたくなった。

しかし日本では、この手の飲み物は大抵ひと夏だけで消える。バニラコーク(2003年)は記憶に新しいが、これも例外ではなくひと夏で消滅した。輸入物を扱う店でわざわざ購入して飲むのは僕のような物好きや、ソフトドリンク愛好家、ゲゲボドリンク愛好家など限られた人のみなのが現状だ。

とはいえ、ひと夏だけでも日本に進出するか、せめて日本の輸入ショップで購入できるようになって欲しい。そのためには米国でそれなりに話題になる事が不可欠だ。

それでは、米国での人気は果たして長続きしてくれるのだろうか。狙いは、コーヒーやコーラといったカフェイン系が全体的に好きな人ではないか。味わっていないが、トラックバック先の内容を読むと、コーヒーとコーラの両方が好きだという層を狙っているように思える。だとすれば、最初のターゲットの一つに、技術者が挙げられる。

http://slashdot.jp/
Slashdot Japanのようないわゆる「アレゲ」な層で話題になってくれることを期待する。彼らのような層は、コーラが好きだ。そしてコーヒーが好きだ。そしてどちらを飲むか迷うことがある。そんなときにうってつけではないのだろうか。

この手のカフェイン系飲料といえば、一時期話題になったBAWLS(ボウルズ)がある。
http://www.bawls-japan.com/
僕も一度試したが、カフェインの量が凄いのに、さらっと飲めた。値段が高いこともあり、普及はしなかったが『カフェインをカジュアルに摂取する』という方向性は、値段がよければ、特に技術者を中心に爆発的に普及するのではないか。

カジュアルさという点で言うのならば、現に、セブンイレブン限定でレッドブルという飲み物が売り出されている。
http://blog.livedoor.jp/insighter/archives/50557552.html

コーラブラックも、間違いなくこの路線を狙っているのだろう。きっとアメリカでは一定の需要があり、売れるのだと思う。しかし、日本では頭打ちになる可能性が高い。レッドブルのブログのコメントを見ても、「全く売れていない」という声が見られる。これは値段のせいもあるだろう。仮にコカコーラ並みの値段で日本に上陸してくれれば、きっとひと夏ではあるものの人気を博してくれるだろう。

とはいえ、僕はそんな戦略抜きに、このような飲み物が日本を席巻する事を願ってやまないのだ。技術者やアレゲ好き、ゲゲボドリンク好きの人たちは、この手の飲み物を見つけたら購入し、さらにはブログで取り上げて期待の旨を示しましょう。コークブラックが日本でも発売されますように。

追記 06/05/10

Slashdot Japanでは、昨年の時点で既にニュースになっていたらしい。
http://slashdot.jp/article.pl?sid=05/12/08/0738213
これを見落とすとは僕もまだアレゲが足りない。