神無月サスケの波瀾万丈な日常

神無月サスケのツイッター(@ktakaki00)を補完する長文を書きます。

Moon Whistle XP 開発再開宣言

開発再開を宣言させていただきます

先日、「制作再開するかも」と話していたムンホイXPですが、あれから制作が思いのほか、順調に進みました。現在公開中の体験版は12章まででしたが、この2週間で、6章分、18章までを打ち込むことが出来ました。我ながら、ハイペースに驚いています。

これだけ早く打ち込めた理由には、シナリオ上の関係があります。ムンホイの13〜18章、つまり秋のシナリオは、シナリオ的には凪(なぎ)の部分になります。シリアスな展開が多い話の中で、エンターテイメント的な要素が強いのです。このため、難しいことを考えずに、シナリオを打ち込めた、という部分が多いです。

いずれにせよ、これだけのペースで制作が進められたというのは、僕の中の制作スイッチが入ったものだと確信しています。このため今回、制作再開宣言をさせていただきます。

皆さんの声も背中を押してくれた

僕が制作を再開するに至った理由もうひとつの理由に皆さんの声があります。僕を気遣って、twitterなどで「残念だ」ということを書いてくれる人がいました。そういうあたたかい声が、僕を助けてくれたから、制作再開が出来たのだと思っています。ムンホイに関してツイートしてくれる人など、距離を置いた支援、本当にありがとうございます。

今後はペースが落ちるかもしれないが、地道に行きます

残りの打ち込むべきシナリオは5章+EDとなっています。今回はわずか2週間で6章分を打ち込んでしまったわけですが、残りの分はそんなに早くは完成できないでしょう。なぜなら、ムンホイをプレーした方ならご存知の通り、これから先の部分(19章、年明け)からクライマックスの怒涛の展開が始まるからです。

正直、どう向き合っていけばいいのか、悩ましいところであります。オリジナルのRPGツクール95版を作るときも、相当魂をすり減らして作ったシナリオです。そのまま打ち込むだけであの魂が込められるのか。変更するにしてもどうするべきか(一応現時点で案はいろいろある)、などなど、どのくらいオリジナルで行くか、どのくらい変更するか、しばらく悩んでいきます。

このため、完成までは少し時間がかかりそうですが、この根気がそのまま続けば、夏ごろには完成版を披露できそうです。

第3体験版、公開します

というわけで、18章、全体の4分の3までプレー可能なバージョンですが、これを「第3体験版」として公開することにします。

クライマックスの直前までという部分と、「もはやそれは体験版なのか」という部分に突っ込みもあるでしょうが、前回のバージョンで制作中止を宣言した以上、何らかの形で制作が進んだ版を見せることで制作再開をアピールしたい、そんな思いが強いのです。

そういうわけで敢えて公開する版。しかし、楽しめる版であることは間違いありません。これまでの体験版に比べ、体験できる隠し要素がまた増えていますし、シナリオも楽しいと思います。一方、第2体験版をプレーしている人にはそこまで無理にプレーしてもらう必要もないかな、と思っています。

なお、これまで同様、以前のセーブデータは流用可能ですし、今回のセーブデータは完成版(さすがにもう次の体験版は出ないでしょう)でも使えます。

既にVectorに送っているので、そのうち公開されるでしょう。公開されたらまたこのブログでアナウンスします。

追記(11/03/24) 第3体験版、公開されました!

詳しくはこちら→ d:id:ktakaki:20110324:p1
ダウンロード → http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/game/se450565.html

地震についてお見舞い申し上げます。

今月11日の震災、既に時期を逃したので書くかどうか迷いましたが、お見舞いの気持ちを申し上げるためにも書かせていただきます。

関東、東北地方で震災にあわれた方、不便な生活を強いられている皆様にお見舞い申し上げます。

僕は九州在住ということで被災は免れたのですが、何か出来ることはないか、と思いせめて募金だけでも、と思い、募金箱を見つけたら募金はしっかりとしていくことにしています。

日々のニュースを見ていると、まだまだ復興には時間がかかるのかもしれません。しかし、こういうときこそ、希望を持つこと、強く生きることが必要になるのでしょう。僕も出来る限りのことをしながら、応援せずにはいられません。

現在作っている作品が、誰かの心を慰めることが出来たら、という気持ちも持ちつつ制作をしていくことにします。