神無月サスケの波瀾万丈な日常

神無月サスケのツイッター(@ktakaki00)を補完する長文を書きます。

卒論・修論で煮詰まっている状況打開のための5つの方法

はてならしいエントリを書きたくなって書きました。

僕の経験に基づいて過去していたことや「今だったら過去の自分にこうアドバイスする」という点を書いておきます。

1.周囲と比べて焦らない
  • 周囲の進捗を見て焦るより、自分の進捗に集中するのがいいです
    • 周囲が論文を書いている中、自分だけ遅れがちってことがありました。しかし、気が焦り出すと、そこで思考回路がショートして、逆に進まなくなってしまい、悪循環ということがありました。(僕だけでしょうか)
    • 「焦りはプラスにならない」。ダイバーは水の中で酸素が少なくなってきても、焦らず冷静に動くといいます。急いで焦っても、それが問題を起こすからです。これはダイバーに限ったことではない気がします。
2.忙しいときほど休みを取る。ただし短期集中的に
  • 休みと決めたときに徹底的に休む。その方が考えが整理される。
  • 忙しいときほど一日休みをとって何も考えずに行くのも大切
  • 睡眠時間ってのをきちんと管理していくと案外脳の作業効率があがる
  • アルキメデスが考えが煮詰まって風呂に入ったときに解決策がひらめいた話は有名
3.煮詰まったら電車に乗る、歩き回る
  • さらに「何をどうしていいか分からない」という、問題打開のためにひらめきが求められるときがあります。こういうときこそ、一旦頭の外に出し、歩き回ってみるのが大切です。
  • 歩くと脳にいいといいますが、頭より歩みに意識を集中してみましょう。公園や、住宅の路地裏などを歩き回ると、なかなかいいです。
  • 通学定期を持っている人は、電車に乗って人間観察でもしながらひらめきを待つのがいいです。電車の揺れがいい具合に脳を刺激してくれます。眠くなることもありますが、うとうとするのもまたよし。
4.体調が万全でないと出来ない作業なのか、そうでないのか見極めて時間配分する
  • 「新しい改善案を出す」とか、「論文全体の構造を決める」といった大きな仕事の時は、前日一日休んででも万全のコンディションで出したほうが無難です。
  • 一方でデータの処理や機器の操作などの機械的な(ルーチン的な)処理とか、文体や誤字脱字のチェックといった作業は、若干疲れていても問題なく出来ます。
  • 理系の人なら、プログラミング(処理構造の設計がすんだもの)を行うのも、機械的に出来る人もいるかもしれません。
  • その他自分の得手不得手を考えて、自分のコンディションと相談しながら設計をしてみましょう。
5.時間配分を考え「問題解決」に「時間投資」してみる

※これは、論文発表直前(1週間未満など)の人にはあまり役立ちませんが……

ここまでの考え方は『ただがむしゃらに論文を書くより、休みやひらめき待ちに時間を投資してみる』という風にも言えそうです。

ライフハックを実践するというのは「作業の何割かを生活改善(ライフハック)に投資してみる」という考え方ともとらえられるのですが、こういう「ライフハック分」の時間確保ってのが大切そうです。

「卒論の切羽詰った中で試行錯誤なんてしていられるか!」とお思いでしょうが、案外こういうときほど試行錯誤して行き、「このやり方はうまくいった」「うまくいかない」と結果をストックしていくことは意味があるといえます。(これは社会人になってからの様々なテンパった側面でも通用してしまっています。)

僕にはこの考えがなかったため、論文発表直前でかなり調子が悪くなったりしていました。今後は長期的に役に立つライフハック的経験を、こういうときにこそ蓄積していくことにしてみます。

以上

自分の経験に基づいて書いてみました。最初の4つは僕の経験ですが、最後の項目は、僕が思う「はてならしい項目」です。

反響が大きそうなら、今後もこんな感じで自分の中で温存しているネタをいくつか出していきたいところです。(例:「やる気をだす方法」とか「無性にイライラする時に感情を抑える方法」とか)