神無月サスケの波瀾万丈な日常

神無月サスケのツイッター(@ktakaki00)を補完する長文を書きます。

冬の養生法

一週間くらい前から急に寒くなってきました。いかがお過ごしでしょうか。僕も、身体で冬の訪れを感じているところです。

僕は数年前から、年齢を感じ、「身体を大切にしないと仕事も出来ん」ということで、養生法をいろいろと工夫しているのですが、おかげさまで結構健康でいます。

今回、僕自身がやってきた冬の養生法を紹介します。

冬の寒さにまいっている人は参考にしてみてください。

寒さ対策。やる気が出ないとき

部屋の暖房は18度にして厚着

外が寒いからといって、あまり暖房をきかせすぎると、かえって頭がぼーっとします。

頭寒足熱。18度にしておき、肌寒さを感じたら、数枚肌着を着るのが理想です。このやり方なら、風呂上りでも湯冷めがしづらいです。

なお、僕の部屋にある暖房は冷房と共用の天井についているやつなのですが、その場合、この方法は特に効果があります。なにしろ、頭の方があたたかくなりやすいので。

頭寒足熱

足が寒くなると作業が出来ない。というわけで足に布団をかけて作業をしていました。

昨年、こういったものを見つけ、重宝しています。

「足もと用暖房機 ひざ暖板 」
http://kayoudayo.jp/customer/ServletB2C?SCREEN_ID=K_SHOHINDETAIL&hMoushikomi=1100227

あたたかいというより、ぬくい、といった感じです。設置がやや難しいので万人にはおすすめできませんが、興味があるひとはどうぞ。

ただ、僕の部屋はテーブルばかりでコタツがないのですが、もしコタツがあればこんな苦労しなくても一気に冬の理想の作業環境が作れることでしょう。というわけで、「冬はコタツで作業をしている」って人は大正解だといえます。

野菜を食べる

冬は野菜不足になりやすいのでしょうか。昔から冬至にかぼちゃを食べることが重宝されていますが、確かに、野菜を多めに食べる必要があります。

僕は身体で実感したことがあります:
一般的に珈琲を飲むと頭がしゃきっとすることがありますが、この時期僕は、野菜サラダを食べたときに同じ気持ちになることが多々あります。これは、野菜を身体が求めていたということだと思います。

自炊が苦手な人でも、コンビニに行けば、特にローソンには、結構いい野菜サラダが多いようです。この時期は、おやつ代わりに野菜サラダを食べるといいかもしれません。

出かける前には熱いお湯(スープやお茶)を飲む

寒いときに温かいスープを飲むと、一気に身体が温まります。それまで羽織っていた上着を脱ぎたくなります。このため、出かける前には温かいものを飲むといいですね。急いですすると舌をやけどしそうなくらい熱いお湯を、少しずつ飲むと、身体もあたたまっていいです。

出かけるとき以外にも、やる気を出す時に効果的です。この時期、なんだかやる気が出ないなあと思ったら、僕はまずポットでお湯を沸かして、お茶などを飲むようにしています。

しょうが湯が意外といい

お湯類の中で、僕が特におすすめしたいのが、しょうが湯です。

きっかけは、父のところに届いたお歳暮。詰め合わせの中に生姜湯が入っていたのだが、これが家族の口に合わない(皆甘いものが苦手なのに、かなり甘かったらしい)ため、僕がもらって飲んでいたのですが、これが良かったです。

寒い時に飲むと、身体があたたまって元気が出ます。身体が長く温まっている感じがします。どこのスーパーでも200円前後で4袋入りくらいでおいてあるので、買いおきしておくといいかもしれません。

気持ちが落ち込んだり、だるかったりする時

日光を浴びる

冬季うつ病というのがあるそうです。

以前僕のブログでも取り上げましたが。
http://d.hatena.ne.jp/ktakaki/20061126/p1

冬は日照時間が短くなるため、積極的に日光を浴びるようにすればいいようです。

葛根湯など漢方薬の力を借りてみる

この時期、妙に肩こりを伴う疲れが出ることがあります。そういうときには葛根湯がききます。

風邪薬として広く出回っていますが、風邪気味とか「寒さでやる気が出ない」というレベルでも結構効果があります。

一般的に漢方薬って、普通の薬と違い「病気ともいえないけれどなんとなくだるい」といった症状に対し、効果を発揮するようです。よって、諸症状お持ちの方は、お近くの漢方薬屋に相談してみるのもひとつの手、かも。

とにかく寝る

晩秋といえば、動物は冬眠の準備をはじめる時期です。この時期、非常に眠くなる人が多いようですが、寝られるときは、可能な限り寝てしまうのがいいようです。

僕もこの時期、用事の無い日は一日12時間から16時間くらい寝ていることもありました。

その他気をつけること

軽く身体を動かしてみる

身体を動かさないので筋肉痛になることってありませんか。やはりこの時期、軽くストレッチなどをした方がいいようです。僕は日課にしようとしても長続きできない人間なので突発的に気が向いたときだけやりますが、それでも筋肉痛防止に役立っています。

歩いてみる

こちらも、毎朝ジョギングや散歩をすることが出来たらそれが最適なのですが、僕には出来ません。そこで、気が向いたときに、少し長い距離を歩いています。大人の遠足という言葉がありますが、そんな感じでしょうか。電車で遠出して、そのあたりを5キロ、10キロとふらふら歩き回るのです。この時期寒いですが、歩くとなかなかいいです。

なお、これも普段歩いていない人は筋肉痛になるのかもしれませんが僕は月数回しか長く歩きませんが割と大丈夫です。どうやら月数回でいいようです。

結論:でも春や夏ほどアクティブには動けない

以上が僕のやっている養生法です。これで冬でも健康になれると思います。

でも、春や夏と同様に動くのはなかなか難しいです。

特に、メンタル面。新しいアイディアを出したり、それを実行に移したりするのは、この時期は向かないようです。

これまで続けてきたことをじっくり続けるか、あるいは新しいアイディアは温めておいて春か夏まで待ってみるのが最適、かもしれません。

このため、頭脳労働が多い仕事をする人は、季節というものも考えつつ長期的な作業計画を練っていくといいかもしれませんね。

追記11/26 AM3:27:あわせてよみたい記事

はてな匿名日記(通称増田)でこんな記事発見。

『精神状態が手詰まりの時、とりあえずやったら楽になる方法』
http://anond.hatelabo.jp/20081124005907

僕の紹介した養生法に物足りなさ(即効性のなさ)を感じた方にはこちらがおすすめ。
「肉を食う」「精神科でデパスを貰う」など。
今回僕が紹介した養生法と対極的で興味深い。
僕の方法を陰とするなら、こちらは陽。漢方薬型と外科手術型。

追記'09 1/25 PM0:50:あわせて読みたい記事2

ライフハッカーでもこんな記事が。
『喉と咳に効くレモン&ジンジャードリンクの作り方』
http://www.lifehacker.jp/2009/01/post_520.html
僕は生姜湯を紹介しましたが、もう少し本格的にいきたい人にはオススメです。

また、この日記の09年1月21日「最近のこと」
d:id:ktakaki:20090121:p1
では、今僕が愛用している作業用BGM「薬奏」シリーズのことを書いています。

あわせて冬の寒さを乗り切ってください。