神無月サスケの波瀾万丈な日常

神無月サスケのツイッター(@ktakaki00)を補完する長文を書きます。

カレーばかり食べた旅行

ゴールデンウィークに会った友人は、カレーが好きです。これまでにも何度か一緒に旅行に行ったのですが、朝7時に会った後に「どこか朝食を」と店を探し、カレー屋が開いていたら入るということを幾度となくやっておりました。朝7時から大盛りカツカレーなんてことも珍しくありませんでした。

今回は、そのカレー好きが爆発してしまった様子です。2人のカレー好きが暴走すると、どんなことになるのか、写真つきで紹介して参ります。

5月1日 浅草駅で待ち合わせ。都内めぐり

僕は羽田まで飛行機のため、栃木から来る友人のために浅草で待ち合わせることに。

浅草は友人と歩いたことがあったが、この「金のうんこ」にしか見えないビルはいつ見ても壮観だ。

浅草を「どこで食べようか」と歩き回る。浅草といえば寿司やてんぷらだが、いろいろめぐった末、なぜかインドカレーの店に。

6年ぶりに秋葉原にも行きました。あまりの濃さに息が詰まりそうでした。巣鴨(別名おばあちゃんの原宿)にも行きましたが、こちらの方が僕にはしっくり来ます。

夕食は適当にコンビニで済ませました。

5月2日 小田原へ

ホテルを出て、まずは近くのなか卯でカツカレーを注文。他の店も開いていたが、友人も僕も「カレーにしましょうか」というノリで決定。このあたりから「カレーばかり食べよう」と思い出したのかもしれない。悪乗りは止まらない。

小田原は5年くらい前に足を運んだことがあるが、駅ビル周辺が大きく改装されていたのに、まず驚いた。後で小田原城にのぼった時に見ると、とても近代的な形になっていたのに驚いた。


小田原を観光する。小田原城にも行く。ここが一番心に残った。武器や鎧だけでなく漆塗りの食器が展示されていることから昔の人の食生活がイメージされて楽しい。この近辺は木工品が名産のようで、理系の人間が見ても実に見事に組み上げている。ずーっと見とれていて連れを待たせてしまった。

小田原城の展望台からの眺めもいい。海が見える。小田原駅も見える。


小田原城の近くの公園は豆電車があったり、象やくじゃくがいたりと、子供が喜びそうな要素が盛りだくさんなのに入城無料なのが太っ腹でいい。有料なのは資料館やお城だけで、公園はタダということ。

次の日に北條五代祭りのパレードをやるということで、小田原にもう一日滞在する事にした。(僕達の旅の予定はいつも行先なしで着いてから決めるタイプだ)

昼は近くの店で2人で天丼を食べる。


夜がまたカレー。カレーは朝食べたばかりなのに、悪乗りして入る。「どうする?」「僕はかまいませんよ」こんなやりとりだったと思う。カレー屋パク森。ここのグリーンカレーは、ドライカレーの上にカレーソースを載せていてなかなか良かった。

5月3日 小田原2日目

朝はファーストキッチンで今後の予定を練る。カレーではなく、ハンバーガーだった。

『北條五代祭り』のため人が多い。物産展も出ている。牛乳とか地ビールとかを飲んでパレードを見る。手作りの武者鎧が出ているのが特に印象に残った。近づいてみないとダンボールと分からない。郷土愛というか情熱を非常に感じられた。

パレード終了後、食事にしようということになった。どこにするか話し合い、またカレー屋に入ってしまう。

お互い「カレー中毒だねえ」「もう、この旅行中はカレーだけにする?」「別にいいですよ」という話をする。

夜は相模原の近くのホテルに移動。夕食はホテルの近くのダイエーで買う。さすがに僕はカレーにはしなかったが、連れは焼きカレーにしていた。

5月4日 神保町で人に会う

ムンホイ制作仲間のeye.pさんと「関東に来るなら会いましょう」ということになる。彼とオフラインで会うのはこれが初めて。一緒に旅行している友人と3人で会うことに。待ち合わせ場所は神保町。待ち合わせが1時であり、まだ朝食を食べていない我々は、2人でカレー屋に入ってしまう。



カレー屋ジョニー。写真はコルマカリーというメニュー。女性向けの甘口の味だが、我々でも十分いける。店内はせまいのだが、2階までリフトに乗ってカレーを運んできたのが、非常に印象に残っている。その意味で我々工学系オタクの人間も一度は足を運ぶのがいいです。

そしてeye.pさんと会い、僕の連れもアナザームンホイで知り合ったので、その話や、関東近辺の話で盛り上がる。レアな飲み物(メッコールルートビアサンガリア系の飲料など)の話題になると、メモを取り始めたのが印象的だった。まめな方だ。僕は雑な人だし、いわば情報を発信する側なので、eye.pさんや今回の友人のような聞き上手で面倒見がいい人がいてくれたことで僕は助かっていたのだと、オフで会って話をして改めて思ったのでした。

夕方から用事があるということで別れ、その後我々はホテルに向かう。お台場の近く、西大島という場所。2人で「明日はお台場行く?」なんて話もしたが(基本的に我々の旅は事前に行先を決めず、いきあたりばったりで動いて楽しんでいる)「カップル見ているとむかつくからやめましょう」という話でお流れに。


夕食はココイチ。いい加減カレー以外のものにしようよ、という感じだが、ココイチは期間限定のメニューが多いため、どうしても定期的に入ってしまうのです。すきやきカレーとか、あさりカレーとか。
で、今回僕はあさりカレーを注文。旅先でもココイチ

5月5日 東京タワーにいくが上らない

本来は5日に別れる予定だったが、6日朝に飛行機の予約が取れたので、今日もどっか行くことに。

まずは東京タワーに行ってみた。僕は一度のぼったことがあるが、関東在住の連れは上ったことがないらしい。確かにそうだ。地元にある観光施設にはなかなか行かない心理は僕もよく分かる。5日なら人も少ないかもしれないと思っていたのだが、親子連れが非常に多い。展望台への切符を買うのに1時間半待ちとのこと。

服装を見ると、遠くからの観光客よりも近くの子供達が多い。きっとどこにも連れて行ってもらえなかった近くの子供達が親にせがんで連れて来てもらったんだろうな、そんな人が多数のような気がする。というわけで断念。


近くの公園の茂みから撮った東京タワー。マザー3のタイトルロゴのように「人工物と自然がお互い自己主張しあう不調和な共存」をイメージしてみました。

5月5日 京浜工業地帯めぐり

僕が「人が多い所ばかりで疲れた」と話すと、連れは「じゃあ人が少ない場所に行きましょう」ということで案内してくれたのが、海芝浦駅。




東芝の工場があるのだが、構内を出るとすぐに工場があり、工場関係者以外はここから出ることはできない。そのためか、構内に公園があり、そこから海の眺めが非常にいい。海とタンクのコントラストが好きな人にとって人気があるのか、我々以外にも鉄道マニアとおぼしき数人の人がいました。



他にもいろいろと連れて行ってもらいました。浜川崎駅はホームが道路を通して2つに分かれている駅といことでインパクトがありました。乗り換えのために道路をまたくのが新鮮です。でもそれ以上に、JFEスチールの工場があるからでしょうか、鉄の匂いがしていたのが印象的でした。尻手駅は乗り換えでしたが、インパクトがある名前です。岐阜の尻毛を思い出します。

夜は羽田の近く、蒲田に宿泊。夕食はとどめのカレー。なお、朝は昼も兼ねて、「吉野家で牛丼が復活しているから食べよう」ということで、カレーではありませんでした。




東急蒲田駅近くの南蛮カレー。昔ながらのカレー屋だったので期待して入ったが、大当たり。まず、量が凄い。大盛りカツカレーだが、特盛りといえる。カツもでかいし食べ応えばっちり。周囲を見ていると、普通盛で大盛りの量があるようだ。カレーの味も、昔懐かしいウスターソースの味がする、洋食屋さんの味。

相当満腹してしまいました。

5月6日 帰宅

というわけで朝一番の便で博多に戻りました。

今回の旅行はカレーばかり食べたわけです。しかし皆さんがまねする場合は注意が必要です。きちんとサラダや野菜ジュースを多めに摂り、栄養のバランスを考えています。また、その分多く歩き回ることにより、カロリーも消費しています。デスクワーク中心でカレー中心の生活を送ると、太ったり体調を崩したり、大変なことになるかもしれません。

また、今回はご覧の通りカレーが多かったとはいえ、カレーでない時も少なくありませんでした。次の旅行では全てカレーにするという楽しみ方も出来るかもしれません。ただ、やるかどうはか体調と相談してから考えます。

追記

カレーには中毒性があるのでしょうか。福岡に戻ってからも、カレーが食べたい日々が続いております。

なお、連れのブログ(id:nr-sparkle:20070509)にも異なる視点から(鉄道など)文章がアップされています。興味のある方はこちらもどうぞ。